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平成28年9月19日(月祝) 奈良公園・まちなかにて 出演:けんぴーす,ばらんすぼーる, 凸凹リトル,@おれんじ 音楽の奉納。この歴史を紐解くと とんでもない昔まで遡ってしまう。 今日は第60回目の式年造替。 |
この60というのがすごい。何と言っても祠を遷すのが20年に一度なわけで,20×60=1200年 ってことになるわけ。奈良というのは本当にケタ違いの歴史の流れを有する。 その式典を市民参加型野外イベントとし,市内の何箇所かで大小様々なステージが 作られ,多くの人が参加するのである。 これに奈良県高等学校軽音楽連盟が手を挙げ,ゲストという位置付けで私たちが 呼ばれたのだ。 |
本日の参加校は, 育英西高校さん 関西中央高校さん 東大寺学園高校さん 奈良育英高校さん 西の京高校さん 日新高校さん 枚岡樟風高校さん 阪南大学高校さん 樟蔭高校K 以上9校でした. |
場所の提供を受けて,Allプロデュース。いよいよ連盟としての仕事が動き出す。 こういう地域の音楽イベントに高校生が参加し発表することはそう珍しいことではない。 しかし今まで固く閉ざされていた扉がようやく開かれたことは,真に素晴らしい。 周りに依存するのでなく,自分たちで場を作ってしまう。きっとまだまだ先はある のかも知れないが,今日のこの日はきっと10年後に"始まりの時"として語られること だろうな。 |
さて,登大路園地サブステージでの1回目の演奏。 荒天もあってお客さんもおらず,おとなしい演奏になっていた。こういうとき, ストリート経験不足がモロに出るな。日頃恵まれた環境でしているってことだね。 雨が降ってきたものの,何とか用意していた曲はすべてこなした上で次の高校に 託すことができた。 |
メインステージから比べるとほんの小さなテントだけれども,一所懸命に紡ぐ 高校生の音に立ち止まる人も増えていく。 我々は途中で抜けさせていただき,次のステージへ移動開始。途中別室で休憩を はさむ。これはまぁ地元の強みってとこかな。 |
各所に様々な名を付けてフェス中。台風近づく今日では客足は伸びなかったとは 思うが,何事も最初は小さく始まるものだ。 さて,第2回目のステージは,本イベントの最西端。JR奈良駅前広場である。 ここは元から人通りもある程度あって,もろに力が試される。 |
ウチは同じ内容で2回転。今の勢力ではこれが目一杯だったろう。 でももう少し,煮詰める時間がほしかったかな。 工夫の余地あり。 こちらもちょうどうまい具合に雲の隙間に入り込めたようで,ほとんど雨の 影響を受けずに全メニューをこなすことができた。 今回は奈良県軽音楽連盟のゲストという立ち位置だったので,スタッフとしては 手を出さずにいたのだけれど,いきなり2箇所で同時進行ってのはキツかったんじゃ ないかな。でもやっただけのことはあったと思う。 自校機材で校内ライブができる学校が含まれてさえいれば十分に対応できるのだから。 この大いなる一歩を共に踏み出せたことは誇りと言えるだろう。同時に見合うだけの 音を紡げなかったことには十分に反省をし,2週間後の引退ライブへと繋げていこう。 |