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平成26年1月5日(日) 奈良育英高校体育館にて 出演:Sky1,2,3 ようやくこの日がやってきました。 隣県のことながら真に喜ばしく, 盛大なエールを送りたいのです。 |
(上の写真は併設の育英幼稚園。半世紀程前に私が通った母校です。懐かしすぎる!) 憚りながら,樟蔭軽音,本日は全力を持ってお相手させていただきます。 まだまだ発展途上の身ではありますが,今持つすべてを出すべき場所だか らです。 この日の意義は実に大きい。「はじまりのとき」の唄のように正に今,扉が開 かれたのです。この機会に立ち会えた事を覚えましょう。 それに気付かないで来た方々にも伝わるようなステージを。知る者の務めと して。ここ,楽しめるよ。やりがいあるよ。クラブとして学ぶべきことが,ちゃん と揃ってるんよ。少々の大げさを許してもらうなら,社会に出ても役立つ人が 育つ場にできるんです。 |
本日の参加校は, 奈良育英高校さん ・・・会場・幹事校 育英西高校さん 橿原高校さん 東大寺学園高校さん 西の京高校さん (ゲスト)星林高校さん (ゲスト)阪南大学高校さん (ゲスト)枚岡樟風高校さん (ゲスト)樟蔭高校K 以上9校でした. |
会場校は,列強の運動部がひしめく私学。そんな中で,クラブで学ぶことを 明確化して,文化部の中に1つの大きな渦を作られたようです。 どれほどの力が注がれた開催なのか,まだ渦中ではわからないかも知れま せん。でも一度本気出してやってみられよ。引退するころまでには誰もが 気付くから。私,ここのクラブで本当に良かったと。 さて,オンタイムで開幕です。 |
東大寺学園中学校 |
東大寺学園高校 |
枚岡樟風高校-1 |
枚岡樟風高校-2 |
枚岡樟風高校-3 |
育英西高校 |
奈良育英高校OG |
奈良育英高校OB曲 |
西の京高校-1 |
西の京高校-2 |
星林高校-1 |
星林高校-2 |
星林高校-3 |
何と予定時間ピタリ。やればできる子たちでした(笑) やってみれば感じるけれども,自主的なスタッフワークが ないと絶対にまわりません。んでこれ,めっちゃ学べるで しょう。ホスト側でイベント回すのって,すんごい勉強にな るんよね。そう,クラブで身につけるべきモノが満載なの です。 |
昼休憩に入ります。 ここで,欲張りな樟蔭はちょっと抜け出してしまいました。 せっかく用意頂いた教室は使わずに,特別昼食会(クラブ新 年会)を別室で勝手に開催。 |
ここで,目一杯気合いを入れ直します。奈良の人達の全力を受けて,君らが なすべきことは何? ちょっと時間がきつかったか。午後の部には間に合いませんでした。本当に ごめんなさい。特に担当マネさんにはご心配をお掛けしてしまい,申し訳 なかったです。 午後のTopはオリジナル講習会。この新企画は言わば"ダメ出し"です。 関東では,ライブ後にダメを出してもらう為に行列ができます。でも,よほど きちんと意図を伝えておかないと,普通に何の予備知識もないバンドが,一方 的に貶されると,あまり良くない方向に向かってしまいます。顧問間の信頼や 部員の十分な覚悟が必要だと思います。 |
奈良育英高校 |
星林高校 |
育英西高校 |
枚岡樟風高校 |
東大寺学園高校-1 |
東大寺学園高校-2 |
私は音楽的な専門の知識や技術はあまり持ち合わせてはいませんが,精一杯の 気持ちを込めて,感想を記しておきました。 さて,今回は参加バンドが少なかったために,ここで大幅に時間が巻きました。 (まぁでも次回からは倍増するんでしょうね) で,いよいよ午後の部後半,ウチの出番です。 |
樟蔭高校-1 |
樟蔭高校-2 |
樟蔭高校-3 |
1曲目は「紅蓮の弓矢」。有名な曲のわりにはバンドでやってるとこは余り見ません。VE-5を駆使してのステージです。オープニング にバッチリというインパクトが出せたらOKです。年末に比し余裕が出た分だけいい音が出せてました。でも会場を飲み込むまでには 至りませんでしたね。パフォーマーの迫力がまだまだ足りなかったと思います。 2曲目は「クリスマスイブ」。知らぬ人のない名曲です。練習でもミスらないようなところで音を外してしまったのは,本番故の緊張。 これは場数を踏むことも必要ですが,普段の練習でもっと緊張感のある合わせをしていれば変わってくるはずです。観客が気持ちよく 体を揺らせてくれてれば合格です。聞き惚れる曲に仕上げるべきでした。 3曲目は「BiLiLiEmotion」。ウチ好みのカッコいい曲で,以前にOKOKOがやってましたね。最後にバシっとキメたいとこでしたが, うーん,グルーブ作れんままやったのと違うかな。少々の荒削りは構わないから,もっともっともーっと勢いがほしかったな。 ステージに上がると孤独を感じるけど,演奏に入るとふわっと1つにまとまる不思議。その波に乗って自分を解放する気持ち良さを皆に も感じてもらいたい。Sky123はそういう思いの部内Mixでした。またきっと次の機会が来るから,各々リベンジしてみておくれ。 | ||
橿原高校-1 |
橿原高校-2 |
橿原高校-3 |
阪南大学高校-1 |
阪南大学高校-2 |
阪南大学高校-3 |
阪南大学高校-4 |
奈良育英高校-1 |
奈良育英高校-2 |
奈良育英高校-3 |
これもほとんど狂いのない進行を保っておられました。 やはり,大掛かりな校内ライブを何度もまわしてきた経験が ちゃんと活かされているのでしょう。本当にみんな一所懸命 にやってくれてます。それに応えるだけのステージが作れた でしょうか。 今まで何度かこういう立ち上げの気炎に触れたことのある身 としては,心が揺さぶられます。 |
現在,ティーンエイジャーのバンドが出演する機会は結構あると思います。 いろいろなところが主催するコンテスト形式のイベントは,それこそ楽器店や ライブハウスの数だけある程です。ですから,単純にバンドをやりたいだけの 人たちは,こういった"面倒な"クラブ活動を避けることも多いようですね。 まぁ何ともったいない。 |
学校では勉強をします。授業やクラブや行事の取り組み等,苦労ばかりです。 個人の努力,クラスや学年やクラブというチームでの努力は,なかなかに大変 なものです。でもそれは自分の意志であり,自ら選択した道のはずでしょう。 それと,折れそうになった時,そのしんどい分だけ,叱ってもらえた分だけ成長 できていくことに気付いてほしいですね。過度に思える負荷でも仲間と一緒だ と乗り越えることもできます。その達成感たるや個の比ではありません。 |
最後に参加校顧問から講評の時間をいただけました。 皆さんつい長話になっていましたね。それだけ感動したのですよ,奈良の 皆さんの現状に。 実はゲンさんにも声を掛けてあったのですが,これを見逃すとは実に惜しい ことをされました。 それと,奈良の音楽を支えて来た方々へ。 高校生ががんばっています。各々の立ち位置から伸ばせる手を是非差し出し てあげてください。自分たちが開拓して楽しんだ場所を若い連中にも譲って あげるべきなんだよ。共に楽しめるんですから。 末筆となりましたが,企画運営の労をとってくださった皆さまに心からの謝意を 表します。ありがとうございました。 |