|
平成20年3月3日(月) 会館にて 参加:3年生 3月3日は雛祭り =樟蔭高校の卒業式 なのだ. |
式典の準備が始まる. 受付が動き出し,在校生が整列を完了する.3年生が教室で点呼を受ける 頃には会場内は中央の卒業生席を残して,在校生と保護者で埋め尽く される. |
2月の3年送別会「お別れ会」の喧騒とは真逆だな. 緊張の中,入場が始まる.興味津々の1年生とは対照的に3年の足取りは 何かおぼつかず,視線も定まらない. |
華やぎの中,粛々と式は進む. 1人ずつ名を呼ばれ,組代表が賞状を受け取る.実はこの時,担任も最高に 緊張してるんよ.私も未だうまく読めた経験がない. 同窓会より花束をいただく.まだ世間を知らぬ若者たちは,樟蔭同窓会の ありがたさなど分かっていないのだろうな. |
式では4つの曲を歌う.初めて聞いたとき,これはスゴイと思った. 公立出身の私には信じがたい光景だ.参列した生徒の殆どがしっかりと 歌うのだ. 式が終わってしばらく,後輩・保護者入り乱れてウォーリィを探せ状態. 順にクラス毎の記念写真を撮って,各教室で最後のセレモニーを行う. |
この学年は特進コースをちょこちょこっと持ったことはあるけれど, ほとんどは知らない. クラブでもその行動の幼稚さから何度か見捨てられかけたいわくつきの 面々である.でも何とか最後には信に足る人間に成長してくれたように 思っていた. ところが今日,最後にとんでもないノートを持ってきおった. 何でも,この紙に名を連ねるとえらいことになるというヤツだと思わ れる.直接触れると死を司るモノが見えるとかで,一応ビニールの 覆いが付けてある.取り扱い要注意の代物である,間違いない! 将来,自分ではどうしようも無くなった時に開けて見ることにしよう. きっと過去の思い出と共に希望のカケラが見つかるのだろう. |